K-POPファンなら一度は目にしたことがあるはず。「え、このグループの子とあのグループの子が一緒に踊ってる!?ライバルじゃないの?」と驚いた経験、ありませんか?
韓国アイドルたちは、TikTokやYouTubeチャンネルでコラボダンス動画を公開することがあります。ときには事務所の垣根を越えて、まさに“夢の共演”が実現することも。
でも、なぜそんなライバル同士が手を取り合ってダンスするのでしょうか?
この記事では、そんな韓国アイドル業界の舞台裏と、コラボ動画が生まれる理由を深掘りしていきます!
この雑学を要約すると
- 韓国アイドルがライバルとダンス動画を出すのは、話題性とファン層拡大を狙ったマーケティング戦略の一環
- グループの垣根を超えたコラボは、SNSやYouTubeなどでバズりやすい
- ファンにとっても新たな推しを見つけるチャンスとなり、全体の盛り上がりにつながっている
そもそも「コラボダンス動画」って?
K-POPでは、音楽番組やYouTube企画などで、複数のグループのメンバーが混合でダンスパフォーマンスを披露することがよくあります。
たとえば…
- 年末の音楽祭
- バラエティ番組の特別企画
- チッケム(個別カメラ)やTikTokでのチャレンジ動画
など、舞台はさまざま。ファンにとってはレアな組み合わせが楽しめると大好評!
なぜライバル同士が一緒に踊るの?
①ファン層のクロスオーバーを狙えるから
同じ世代やジャンルのアイドルグループは、どうしてもファン層が被ります。コラボすることで、お互いのファンに自分たちの魅力をアピールするチャンスになるのです。

でもさ、ライバル同士でそんな仲良くする必要あるの?



それが“K-POP式マーケティング”なの。競争と協力を同時に活かすことで、全体の注目度が上がるのよ。



なるほど…バズり狙いか。上手い!
②「グループの垣根」を超える演出が話題性抜群
複数グループの混合パフォーマンスは、SNSや動画プラットフォームで大バズりする可能性が高いです。
「このメンバーたちが一緒に踊るなんて!」という意外性がファンの心を掴みます。
さらに、韓国ではエンタメ全体が“国を挙げた輸出産業”として動いているため、話題になること自体が価値になるのです。
③事務所を越えた“協調”のメッセージ性
韓国の芸能事務所同士はライバルでありつつも、業界の発展には協力も不可欠。
特に大型音楽祭では、協調性を見せることで大人の事情も円滑に進めやすくなります。
ある意味、これはアイドルたち自身よりも大人たちの“戦略的コラボ”とも言えるのです。
ファンにも嬉しい「推しが増える」現象
コラボを通じて、他グループの魅力を知る機会になるのも大きなメリット。
「推し変」や「箱推し」になるファンも増え、ファンダム(ファンの集団)が拡大する好循環が生まれます。
ダンスチャレンジ文化も大きな理由


SNSの時代、TikTokやYouTube Shortsなどでの“ダンスチャレンジ文化”もこの現象に拍車をかけています。
所属事務所の垣根を超えて“踊ってみた”を投稿しあうことで、拡散性とバズりやすさが格段にUP。
視聴者を巻き込む戦略としても、極めて有効なのです。
豆知識:K-POP用語「チッケム(직캠)」とは?
「チッケム(직캠)」とは、ステージ上のメンバーを個別に撮影したファンカム動画のこと。
高画質な動画でビジュアルを最大限に引き上げ、特定メンバーの人気が爆発するきっかけにもなります。
YouTubeなどで「아이돌 직캠」と検索すれば、推しのパフォーマンスが個別に堪能できます!
まとめ
- 韓国アイドルがライバルとダンス動画を出すのは、話題性とファン層拡大を狙ったマーケティング戦略の一環
- グループの垣根を超えたコラボは、SNSやYouTubeなどでバズりやすい
- ファンにとっても新たな推しを見つけるチャンスとなり、全体の盛り上がりにつながっている
このように、韓国アイドルたちのコラボダンスには単なる友情以上の「計算された戦略」が詰まっています。
ただ、今はお互いバチバチではなく普通に仲が良いという雰囲気があり、その中に見える“本当に楽しそうな笑顔”が、私たちファンを惹きつけてやまないのかもしれませんね。