バスケットボールを観戦していると、よく聞く「ポイントガード」というポジション。でも「ガードって何を“守ってる”の?」と、疑問に思ったことはありませんか?
この記事では、バスケ初心者から中級者までが「なるほど!」と思えるように、ポイントガードの“ガード”の意味と役割をわかりやすく解説します。楽しく学びながら、バスケの理解を深めましょう!
この雑学を要約すると
- 「ガード」は“ディフェンス”の意味ではなく、「攻撃を守る」「ボールを守る」存在
- ポイントガードは、バスケの司令塔として攻撃を指揮する重要なポジション
- 同じ“ガード”でも、「シューティングガード」とは役割が全く違う
ポイントガードの“ガード”ってどういう意味?
まず、「ガード(Guard)」は英語で「守る」「警備する」という意味を持っています。バスケットボールのポジションでは、主に外側(アウトサイド)でプレーし、攻撃の起点を作る役割を担う選手のことを指します。
中でも「ポイントガード(Point Guard)」は、コート上の司令塔。チームの攻撃を指揮し、ボールを運び、プレーを組み立てるという非常に重要な役割を果たします。

ポイントガードって“守る人”って意味だよね?でもボールを持って攻めてるし、なんか変じゃない?



いい質問ね、マナブ。ガードは確かに“守る”って意味だけど、ここではボールを“守る”人とも言えるの。ボール運びやパスをミスしないことで、チームの攻撃を守っているのよ。



なるほど…守るって言ってもディフェンスの意味だけじゃないんだね!



その通り!しかも“ポイント”は“得点”じゃなくて“要点・中心”という意味もあるの。つまり、試合の中心でプレーをコントロールする人というニュアンスなのよ。
ポイントガードの主な役割とは?
ポイントガードの役割は多岐にわたります。
・ディフェンスの指示出し:試合全体を見渡し、声を出して仲間を動かす。
・ボール運び(プレス回避):ディフェンスのプレッシャーからボールを守りながら運ぶ。
・ゲームメイク:味方の動きや相手の守備を見ながら、適切なプレーを選択する。
・パスの配給:チームの流れを読み、ベストなタイミングでパスを出す。
・スピードと判断力:速攻(ファストブレイク)時の判断、リズムチェンジなども重要。
なぜ「ポイントガード」は重要視されるの?
バスケでは「ガードがゲームを支配する」とも言われます。特にNBAなどのプロレベルでは、ポイントガードの質がそのままチームの強さに直結します。
チームのバランスを保ち、時には得点も取りに行く。攻撃のリズムを作り出す頭脳的ポジションとして、非常に大事なのです。
【豆知識】ガードにも種類がある!
実は「ガード」は1種類だけではありません。
ポジション名 | 英語 | 主な役割 |
---|---|---|
ポイントガード | Point Guard(PG) | ゲームメイク、司令塔 |
シューティングガード | Shooting Guard(SG) | 得点力が高く、外からのシュートが得意 |
このように、同じ“ガード”でも役割は異なるんです。PGは指揮官、SGはスナイパーのようなイメージですね。
まとめ
・「ガード」は“ディフェンス”の意味ではなく、「攻撃を守る」「ボールを守る」存在。
・ポイントガードは、バスケの司令塔として攻撃を指揮する重要なポジション。
・同じ“ガード”でも、「シューティングガード」とは役割が全く違う。
バスケ用語って、英語がベースなのでちょっと難しく感じるかもしれませんが、意味を知ると一気に理解が深まります。ポイントガードはただの「ポジション」ではなく、チームの頭脳であり、攻撃の守護者。観戦の際には、PGの動きにも注目してみてくださいね!