お風呂に入ってふと鏡を見ると、なんだか白っぽく曇っていて、自分の顔がはっきり映らない…。ゴシゴシこすっても取れないあの白い汚れ、それは「水垢」です。
実はこの水垢、普通の汚れとはちょっと違って、とても頑固で落としにくい性質を持っているんです。この記事では、水垢の正体から効果的な落とし方、予防法までを徹底解説します!
この雑学を要約すると
- お風呂の鏡の水垢は、水道水中のミネラルが乾燥して固まったもの(主にカルシウム)
- アルカリ性の汚れにはクエン酸や酢などの酸性アイテムで中和して落とすのが効果的
- 毎日水滴を拭き取るだけで、水垢の発生を大きく減らせる
なぜお風呂の鏡の水垢は落ちにくいのか?
水垢の正体は、水道水に含まれるミネラル成分(カルシウムやマグネシウム)が原因です。お湯や水が乾燥すると、このミネラル分が鏡の表面に固まって白く残るのです。

どうして水垢ってあんなに頑固なんだろう?



れはね、ミネラルが熱や乾燥で固まって、“炭酸カルシウム”のような石灰質の汚れに変わっちゃうからなの。ちょっとやそっとじゃ落ちないのよ。



えっ!?それってもう石みたいなものじゃん…!
水垢を落とすには「酸」が効く!


水垢の主成分はアルカリ性なので、対処するには酸性の洗剤やアイテムが有効です。以下は自宅にあるもので使える酸性の代表例です。
- クエン酸水スプレー:水200mlに対してクエン酸小さじ1
- お酢:お酢をそのまま使うか、水で2倍に薄めて使用
- レモン汁:天然の酸で鏡を優しく磨けます
【使い方のコツ】
- 酸性液を鏡にスプレーする
- キッチンペーパーを貼り付けて10〜30分放置
- ペーパーをはがしてスポンジでこすり、水で流す
※注意:鏡の表面に傷がつかないよう、研磨剤入りのスポンジやクレンザーの使用は避けましょう。
それでも落ちない時の裏技アイテム
どうしても落ちない頑固な水垢には、以下のような専用グッズが役立ちます。
・水垢落とし専用洗剤(酸性):ホームセンターやネットで手に入る
・ダイヤモンドパッド:超微粒子の人工ダイヤで研磨(鏡専用のものを使うこと!)



家にクエン酸なかったから、お酢でやってみたら少しマシになったけど…まだうっすら白い…



それなら“鏡専用のダイヤモンドパッド”を使ってみるといいわ。力を入れずにゆっくり磨くのがコツよ



でも、磨きすぎたら傷つかない?



心配なら、まず端っこでテストしてからね。鏡は繊細だから慎重に♪
水垢を「つきにくくする」予防法
▶ 毎日の習慣で汚れを防ごう
- お風呂の後に鏡の水滴を拭く
- スクイージーで水切りする
- 鏡に撥水コート剤を塗る(車用のガラス撥水剤も応用可能)
鏡を乾いた状態に保つことが、もっとも効果的な予防になります。
まとめ
・お風呂の鏡の水垢は、水道水中のミネラルが乾燥して固まったもの(主にカルシウム)
・アルカリ性の汚れにはクエン酸や酢などの酸性アイテムで中和して落とすのが効果的
・毎日水滴を拭き取るだけで、水垢の発生を大きく減らせる
水垢汚れは「見た目の清潔感」に直結するだけでなく、放置すればするほど落ちにくくなる厄介な存在。日々のひと手間が、快適なお風呂時間につながります。気付いたその日が掃除のチャンス! 今すぐ鏡をチェックしてみましょう!