大阪といえば「粉もん文化」の本場。観光で訪れれば、あちこちからソースの香ばしい香りが漂ってきて、ついつい立ち寄ってしまいたくなる“お好み焼き屋”や“たこ焼き屋”。
でも、実際のところ 「大阪にはお好み焼き屋とたこ焼き屋、どっちが多いの?」 と聞かれると、意外と答えられない人が多いのではないでしょうか?
この記事では、大阪に根付く粉もん文化を支える2大グルメ店の「数」に焦点をあてて、そのリアルな現状を徹底解説します!
この雑学を要約すると
- 大阪府全体で見ると、お好み焼き屋の方が店舗数が多い(居酒屋スタイルも含めて)
- 観光地や繁華街では、たこ焼き屋が多く目立つ(テイクアウトが主流)
- 大阪の家庭ではほとんどの家に一台たこ焼き器がある
大阪に多いのは「お好み焼き屋」?「たこ焼き屋」?
結論から言うと――
大阪府内での店舗数が多いのは「お好み焼き屋」です!
実際に飲食業のデータや業界リサーチから見ても、お好み焼き店の方が店舗数では優勢。
全国チェーンの「鶴橋風月」「千房(ちぼう)」「ぼてぢゅう」など、大阪発のお好み焼きブランドは多く、専門店だけでなく居酒屋スタイルで提供する店舗もカウントに入るため、結果的に数が増えやすい傾向にあります。
一方、たこ焼き屋はテイクアウト専門が多く、小規模店舗が中心。そのため地元の人には親しまれていても、全体の店舗数ではお好み焼きにやや劣るのが現実なんです。

大阪に行ったとき、駅前にたこ焼き屋さんがいっぱいあった気がするけど…それでもお好み焼き屋の方が多いの?



確かにたこ焼きは観光地や繁華街で目立つけど、居酒屋スタイルでお好み焼きを出すお店も多いのよ。あと、たこ焼き屋は屋台や個人経営の小さなお店が多くて、統計にカウントされにくいこともあるわ。



なるほど…イメージだけじゃわからないもんだね!やっぱりデータで見るのって大事なんだなぁ。
観光スポットで見ると「たこ焼き屋」が強い!
たしかに店舗数全体で見るとお好み焼き屋が優勢ですが、観光スポットや繁華街では「たこ焼き屋」がよく目につくでしょう。特に道頓堀、アメリカ村、新世界などでは、有名なたこ焼きチェーンや行列店が多く軒を連ねています。
たこ焼きはその場でサクッと食べられる手軽さがウケていて、食べ歩きグルメとしても人気。外国人観光客にも大好評で、“大阪名物”としての印象が強いのも特徴です。
大阪人の家庭での粉もん事情
大阪の人は、家でも粉もんを作る文化が根強いです。
たこ焼き器の普及率は全国トップクラスで、「一家に一台たこ焼き器がある」とも言われるほど。ホームパーティや家族団らんの定番メニューとしてたこ焼きは定着しています。
ちなみに、お好み焼きももちろん家庭料理として親しまれていますが、「家で焼く派」よりも「お店で焼いてもらう派」が多いという意見も多いんです。
まとめ
・大阪府全体で見ると、お好み焼き屋の方が店舗数が多い(居酒屋スタイルも含めて)
・観光地や繁華街では、たこ焼き屋が多く目立つ(テイクアウトが主流)
・大阪の家庭ではほとんどの家に一台たこ焼き器がある
大阪を訪れたときには、ぜひ両方食べ比べて「粉もん文化」の奥深さを味わってみてくださいね!