タバコ、ベイプ(電子タバコ)、シーシャ(水タバコ)──この3つ、似ているようで実は大きく違います。特に「健康への影響」や「使用シーンの違い」は混同されがちです。
今回は、それぞれの特徴と有害性についてわかりやすく解説します。
この雑学を要約すると
- 紙巻きタバコは有害物質が多く、健康リスクが高い
- ベイプやシーシャも「安全」とは言い切れず、成分や吸い方によっては危険もある
- 禁煙・減煙にはCBDやノンニコチン製品を検討するのが◎
それぞれの違いとは?
紙巻きタバコとは?
一般的な「タバコ」は紙に巻かれた乾燥タバコ葉を燃やして吸うタイプ。
ニコチンとタールが多く含まれており、有害物質の代表格とも言われています。
- 火を使って燃焼させる
- 副流煙の発生が多い
- ニオイが服や髪に強く残る
ベイプ(電子タバコ)とは?
ベイプは、リキッド(液体)を加熱し、蒸気を吸うタイプの電子タバコ。
日本ではニコチン入りリキッドの販売が規制されているため、ほとんどがニコチンフリー。
- 火を使わないため煙ではなく「蒸気」
- 味や香りのバリエーションが豊富
- 一般的にニオイが少ない
シーシャ(水タバコ)とは?

シーシャは中東発祥の「水パイプ」。フレーバー付きのタバコ(シーシャ用たばこ)を炭で加熱し、水を通した煙を吸うスタイル。
- 吸引時間が長い(1回30分〜1時間)
- 社交の場で使われやすい
- 香りや味が特徴的

タバコとベイプって同じように見えるけど、どっちの方が身体に悪いの?



タバコは「燃やす」から有害物質が大量に発生するの。一方、ベイプは加熱して蒸気を吸うから、タールは発生しないの。でも、リキッドの成分次第でリスクはあるわよ。



シーシャは水でフィルターしてるから安全って聞いたけど、本当?



残念ながら、水を通しても有害物質は完全には除去されないの。むしろ長時間吸うから、1回で何本分ものタバコを吸うのと同じになることもあるわ。
有害性を比較!
種類 | 主な有害成分 | 健康リスク | 備考 |
---|---|---|---|
紙巻きタバコ | ニコチン・タール・一酸化炭素など | 高い | 肺がん・動脈硬化・依存性大 |
ベイプ | リキッド成分(PG、VG、香料など) | 中〜低(内容物次第) | ニコチンなしでも長期吸引は注意 |
シーシャ | ニコチン・一酸化炭素など | 中〜高 | 使用時間と吸引量が多いため過小評価されがち |
豆知識:「加熱式タバコ」はどこに分類される?
アイコスなどの加熱式タバコは「ベイプ」とは異なり、実際にタバコ葉を使っているため、ニコチンもタールも発生します。火を使わず、煙も少ないですが、健康へのリスクはゼロではありません。
健康志向の人におすすめの選択肢
「どうしても口寂しい」「禁煙したいけどストレスが…」という方には、ニコチンやタールを含まない吸引グッズがおすすめです。
ノンニコチン・フレーバーベイプ(ピーチやミントなど爽快な味わい)
まとめ
・紙巻きタバコは有害物質が多く、健康リスクが高い。
・ベイプやシーシャも「安全」とは言い切れず、成分や吸い方によっては危険もある。
・禁煙・減煙にはノンニコチン製品を検討するのが◎。
身体に直接取り込むものだからこそ、正しい知識を持って選ぶことが大切です。流行や「なんとなく」で始めるのではなく、健康と向き合いながら自分に合ったスタイルを選びましょう!