高齢者の健康維持やコミュニティ作りに人気のスポーツといえば、ゲートボールやグラウンドゴルフ。近年ではマレットゴルフやパークゴルフも注目されています。でも、それぞれの違い、あなたは知っていますか?
今回は、これら4つの「似て非なるスポーツ」をわかりやすく解説します!
この雑学を要約すると
- ゲートボールは戦略性重視のチーム戦、一方グラウンドゴルフ・マレットゴルフ・パークゴルフは個人戦が基本
- グラウンドゴルフとマレットゴルフは地域密着型でコースの自由度が高く、親しみやすいスポーツ
- パークゴルフはゴルフに近い本格的な内容で、広大な専用コースを使用。
まずはざっくり!4つの特徴比較表
種目名 | 主な道具 | ルール形式 | コース | 特徴 |
---|---|---|---|---|
ゲートボール | 木槌(スティック)・ボール | チーム戦(5人制) | 平地にゲート設置 | 高齢者向けの戦略性ある競技 |
グラウンドゴルフ | クラブ・ボール | 個人戦 | ホール制(8ホール) | シンプルでルールが明快 |
マレットゴルフ | マレット・ボール | 個人戦 | 公園や芝生など | コースの自由度が高い |
パークゴルフ | 専用クラブ・ボール | 個人戦 | 広い専用コース | ゴルフ感覚で楽しめる |

なんか似たような名前ばかりで、混乱してきたよ…。どれもクラブでボールを打つんでしょ?



確かに似ているようで、それぞれルーツや遊び方が違うの。たとえばゲートボールはもともと1947年、日本で誕生した独自の競技なのよ。



えっ、日本発祥!?てっきり海外から来たものかと…



実はこの4つ、すべて日本で盛んに行われているレクリエーション。高齢者の健康維持と社交を目的に発展してきたのよ。
各スポーツの特徴をもう少し詳しく
● ゲートボール:戦略性の高さが魅力


ゲートボールは、5人対5人で対戦するチーム制スポーツ。直径7.5cmのボールをスティックで打ち、3つのゲートを通過してゴールポールに当てるのが基本ルール。
ターン制で進むため、戦略と駆け引きが要求されます。「お年寄りのカーリング」と呼ばれることも。
豆知識:ゲートボールは、実は1980年代から世界大会まで開かれているほど国際的にも広まっているスポーツなんです!
● グラウンドゴルフ:シンプルで奥深い
1982年に鳥取県で誕生したのがグラウンドゴルフ。ゴルフのようにボールを打ってホールポストに入れる競技で、基本的に8ホールでスコアを競います。
道具やコース設営も簡単なので、初心者や高齢者にも優しいスポーツです。
● マレットゴルフ:コースの自由度が高い
長野県などを中心に広まっているマレットゴルフ。ルールはグラウンドゴルフに似ていますが、金属製のマレットを使う点が特徴です。
また、コースは公園や空き地など自由に設置できるため、地域性のあるスポーツとして定着しています。
● パークゴルフ:ほぼ“ゴルフ”なのに気軽!
北海道生まれのパークゴルフは、専用の広い芝生コースでプレイします。使用するクラブは1本のみ。ゴルフの簡易版といった感じです。
飛距離も出るので、自然の中で思いっきり体を動かしたい方にピッタリ。
健康志向のシニア層に人気が高く、全国に約1,300コース(2024年現在)も存在しています!
結局どれが一番おすすめ?
選ぶポイントはあなたの好みと目的次第!
- チーム戦で楽しみたい → ゲートボール
- シンプルに楽しみたい → グラウンドゴルフ
- 地域で自由に楽しみたい → マレットゴルフ
- 飛距離と自然を楽しみたい → パークゴルフ
どの競技も、高齢者の運動不足解消や仲間作りに最適です。最近では若者の間でも「ゆるスポーツ」として注目され始めていますよ。



どの競技も一式セットがネットで簡単に手に入るわ。最初はレンタルや体験会で試してみて、自分に合ったものを選ぶのがオススメよ♪
まとめ
- ゲートボールは戦略性重視のチーム戦、一方グラウンドゴルフ・マレットゴルフ・パークゴルフは個人戦が基本。
- グラウンドゴルフとマレットゴルフは地域密着型でコースの自由度が高く、親しみやすいスポーツ。
- パークゴルフはゴルフに近い本格的な内容で、広大な専用コースを使用。
どの競技も「ゆるく」「楽しく」続けられるのが魅力。興味が湧いた方は、まずは地元のスポーツセンターや地域活動に顔を出してみましょう。
健康づくりと仲間との交流が、きっとあなたの毎日をもっと豊かにしてくれますよ!