美しい自然や広大な国土で知られるカナダ。しかしその魅力は山や森だけにとどまりません。
実はカナダには 300万以上もの湖 が存在しており、国土の約8.9%を占めています。また、世界の淡水資源の約20%がこの国に集中しているのです!
この記事では、なぜカナダにこれほど多くの湖があるのか、どんな湖があるのか、そしてカナダの湖がもたらす豊かな恵みについて詳しく紹介します。
この雑学を要約すると
- カナダには約317万以上の湖があり、世界一の湖保有国
- 氷河の影響によって多くの湖が形成され、豊富な淡水資源を保有
- 自然の美しさと生態系の豊かさから、観光や生活に幅広く貢献している
カナダの湖の数は世界一!なぜそんなに多いの?
カナダの湖の数は、なんと 約317万個以上。これは世界中に存在する湖の半数以上がカナダにあるとも言われるほどです。この数字は航空写真や衛星データによっても確認されており、自然環境の豊かさを物語っています。
どうしてそんなに湖が多いの?
大きな理由は、カナダの 地形と気候、氷河の影響 にあります。かつて氷河期に覆われていたカナダの土地は、氷が溶ける過程で無数の窪地ができました。そこに雨水や雪解け水がたまって湖になったのです。

えっ!?カナダに300万も湖があるってホント!?日本じゃ考えられないよ!



本当だよ、マナブ。実はカナダには面積10ヘクタール(東京ドームは4.7ヘクタール)以上の湖が約3万1,000もあるし、それ以下の小さな湖を入れれば300万を超えるの。



すごいなぁ…でも、そんなにあって人が困らないの?



むしろありがたいのさ。湖は淡水の宝庫。カナダは世界有数の淡水資源国だから、水道水も安心して飲めるし、自然環境の維持にも一役買ってるんだよ。



なるほど〜!自然ってすごいなぁ!
カナダを代表する湖をいくつか紹介!


カナダには有名な湖も多数あります。その一部をご紹介しましょう。
グレート・ベア湖(Great Bear Lake)
北西部準州に位置し、面積は31,000平方キロ以上。カナダ最大、世界でも4番目に大きな湖です。
モレーン湖(Moraine Lake)
観光でも人気の湖で、エメラルドブルーの水とロッキー山脈の風景が印象的です。写真映え間違いなし!
グレート・スレーブ湖(Great Slave Lake)
深さは600m以上で、北アメリカで最も深い湖とされます。冬は氷結し、氷上をトラックが走るほど頑丈です。
豆知識:湖の数が多いと何が良いの?
カナダの湖の多さは、以下のようなメリットをもたらしています:
- 淡水資源の豊富さ:飲料水、農業、水力発電に活用。
- 豊かな生態系:湖周辺には多様な動植物が生息。
- 観光産業の発展:カヌーや釣り、トレッキングなどアクティビティが盛ん。
ちなみに、湖の数が2位の国はロシアですが、それでもカナダには及びません。
まとめ
・カナダには約317万以上の湖があり、世界一の湖保有国。
・氷河の影響によって多くの湖が形成され、豊富な淡水資源を保有。
・自然の美しさと生態系の豊かさから、観光や生活に幅広く貢献している。
「世界で一番湖が多い国」と聞くと意外に思うかもしれませんが、カナダはまさに自然の恵みを全身で受け止めている国。
旅行好きな人や自然に癒されたい人にとって、カナダの湖は一度は訪れたい場所かもしれませんね。
興味が湧いたら、ぜひカナダの湖をGoogleマップでのぞいてみてはいかがでしょうか?