あつあつで香ばしい「グラタン」。肌寒い季節になると無性に食べたくなる定番の洋食ですが、そもそも「グラタン」という言葉の語源や由来をご存知でしょうか?
実は、グラタンという名前の意味を知ると、普段食べているグラタンの見方がちょっと変わるかもしれません。
今回は、グラタンの名前の由来や誕生秘話、そっくりの料理「ドリア」との違い、さらに誰かに話したくなる豆知識まで分かりやすく解説します!
この雑学を要約すると
- グラタンの語源はフランス語の「おこげ(削り取る)」という意味
- グラタンはフランス発祥の調理法で、ドリアは日本発祥のご飯料理
- 頑固な皿の焦げ付きは「重曹+ぬるま湯」のつけ置きで簡単に落ちる
グラタンの語源・由来とは?名前の意味は「おこげ」!

結論から言うと、グラタン(gratin)はフランス語で「おこげ」や「鍋にこびりついた焦げ目」を意味する言葉です。
フランス語の動詞「gratter(グラテ:削り取る・刮ぐ)」が語源になっており、鍋や皿の底に張り付いた焦げ目をスプーンなどで削り落として食べていたことが名前の由来とされています。
つまり、フランス料理において「グラタン」とは料理名そのものというより、「オーブンなどで表面に香ばしい焦げ目をつける調理法」を指しているのです。
マナブえっ!グラタンって料理の名前じゃなくて『おこげ』っていう意味だったの!?



そうなのよ。香ばしい焦げ目をつける調理法そのものを『グラタン』と呼ぶからの。ちなみに、料理人がうっかりオーブンで焼きすぎて焦がしてしまった失敗作を食べてみたら美味しかった、という失敗談が誕生のきっかけと言われているんだ。



へぇ〜!失敗から生まれた美味しいおこげ料理なんだね!
日本とフランスで違う?「グラタン」の認識


日本で「グラタン」といえば、マカロニやエビにホワイトソースを絡め、チーズをかけて焼いた料理をイメージしますよね。
しかし、本場フランスでは「表面を焦がして仕上げた料理全般」がすべてグラタンと呼ばれます。
- ジャガイモのグラタン(グラタン・ドフィノア): ホワイトソースを使わず、生クリームとチーズで焼き上げる本場の定番。
- デザートのグラタン: フルーツにカスタード風のソースをかけて表面を炙ったスイーツ。
日本のように「ホワイトソース+マカロニ」という決まった型があるわけではなく、調理法そのものを指しているのが大きな違いです。
グラタンと「ドリア」の違いは?
グラタンとよく似た料理に「ドリア」がありますが、この2つの最大の違いは「ご飯が入っているかどうか」です。
- グラタン: マカロニや野菜、お肉が主役のフランス発祥の料理。
- ドリア: バターライスやライスの上にソースをかけて焼く日本生まれの料理。
実はドリアはフランス料理ではなく、昭和初期に横浜の「ホテルニューグランド」の初代総料理長(スイス人のサリー・ワイル氏)が、体調を崩した外国人のために考案した和製洋食なんです。



ドリアってフランス料理じゃなくて、日本で生まれた料理だったんだ!



そうなのよ。『体調が良くない客でも喉を通りやすい洋食を』という優しさから作られたのが始まりなの。
役に立つ豆知識:グラタン皿の「頑固な焦げ付き」を簡単に落とす裏ワザ
グラタンを食べ終わった後、お皿にこびりついた焦げやチーズって洗うのが大変ですよね。力任せにスポンジで擦る前に、以下の裏ワザを試してみてください!
- 重曹+ぬるま湯でつけ置きする
グラタン皿にぬるま湯を張り、重曹を小さじ1〜2杯溶かして15〜30分ほど放置します。アルカリ性の重曹が、酸性の油汚れや焦げ付きを分解して柔らかくしてくれます。 - ラップを丸めて擦る
つけ置き後、使わなくなったラップをくしゃくしゃに丸めて擦ると、スポンジに油を吸わせることなく、汚れだけをツルンと落とすことができます。
ゴシゴシ擦って皿を傷つけることもなくなるので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
・グラタンの語源はフランス語の「おこげ(削り取る)」という意味
・グラタンはフランス発祥の調理法で、ドリアは日本発祥のご飯料理
・頑固な皿の焦げ付きは「重曹+ぬるま湯」のつけ置きで簡単に落ちる
次にグラタンを食べる時は、ぜひこの雑学を思い出して表面の香ばしい「おこげ」を味わってみてくださいね!









