サッカーのハットトリックの由来とは?

この雑学を要約すると

  • ハットトリックは元々クリケットで使われていた
  • ハットトリックを達成した選手にハット(帽子)が送られていた
  • サッカー以外のスポーツでも使われている

サッカーの試合でひとりの選手が1試合で3回ゴールを入れることをハットトリックといいますが、なぜ”ハットトリック”というのでしょうか。その由来について解説します。

目次

クリケットで使われていたのが由来

イギリスで発祥したスポーツであるクリケットで使われていたことがハットトリックの起源とされています。

クリケットは野球に似たスポーツで、攻撃と守備を交互に行います。
投手がボールを投げ、それを打者が打つというルールで、投手が1つの回で3球だけで3人の打者をアウトにすることを”ハットトリック”といいます。

なぜハットトリックというのかというと、これを成し遂げた投手に賞としてハット(帽子)が贈られたことが由来とされています。(現在は贈られていない)

野球の三者凡退でイメージをするとそれほど珍しくないと思いがちですが、クリケットの場合は守備側がアウトを取るのが難しいスポーツであるため、かなり難易度が高いプレーになります。

そんなクリケット用語であったハットトリックはその他のスポーツにも使われるようになりました。

ハットトリックが使われているスポーツ

ラグビー

1試合で一人の選手が3回トライ、もしくは3回ドロップゴールを記録することをハットトリックといいます。

日本代表では2019年ワールドカップで初めて松島幸太朗選手が3トライを記録し、ハットトリックを達成しました。

ダーツ

1ラウンドで3投すべてが真ん中のブルに入ることをハットトリックといいます。また、赤色のエリア(アウターブル)のさらに中央にあるインナーブルにすべて入ることを「スリー・イン・ザ・ブラック」といい、そのエリアの色が黒色であることからきています。

まとめ

ハットトリックの由来についてご紹介しました。
いずれのスポーツもイギリス発祥のスポーツであるため、この用語が使われるようになったのではないでしょうか。
また、いずれのスポーツにしてもハットトリックは難しいため、達成されたときは大いに盛り上がりましょう!

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