ポケモンのゲームは任天堂の開発ではない？

2023-12-17

この雑学を要約すると

任天堂の大人気ゲーム「ポケットモンスター」シリーズは開発元が任天堂ではないことをご存じでしたか？
この記事ではポケモンシリーズが誕生した経緯や開発メーカーについてご紹介していきます。

ポケモンは「ゲームフリーク」という会社が開発している

ポケットモンスターはゲーム制作会社「ゲームフリーク」の設立者、田尻智（たじりさとし）が任天堂に企画を持ち込み、ゲームボーイから「ポケットモンスター赤・緑」が発売されました。

ゲームフリークは、それまで受託開発を行っていましたが、ポケモンの大ヒットにより、それ以降は自社のゲーム制作に専念している会社で、現在に至るまでポケモンのメインタイトルを開発しています。

ポケモンの生みの親である田尻智はアニメポケットモンスターの主人公サトシの由来となっており、アニメ・映画ともに必ず「原案：田尻智」のクレジットが入っています。

主な開発元はゲームフリークですが、任天堂とクリーチャーズという会社も開発に携わっており、この3社でポケットモンスターシリーズの著作権を共有しています。

この3社の共同出資によって、ポケモンセンターを運営する法人の「ポケモンセンター株式会社」が1998年に設立され、それまで任天堂が行っていたポケモン関連のライセンス管理をする会社として2000年に社名を「株式会社ポケモン」に変更してブランドマネジメント全般を行っています。

著作権者の1つであるクリーチャーズは、現在もポケモンカードゲーム（ポケカ）の企画開発やポケモンゲームの3DCG制作に携わっています。

このように、任天堂だけで発売されているゲームは任天堂で開発されていると思われがちですが、実は他のメーカーが開発をしている作品がほかにもあります。
次の章では、任天堂で開発されている作品、他メーカーが開発している作品をご紹介します。