ファミリーレストランでおなじみの「ドリンクバー」。好きな飲み物を好きなだけ楽しめるこのシステム、実は最初に導入したのは意外な企業だったことをご存じでしょうか?
今回は、ドリンクバーの起源や、日本での普及の経緯、さらにはちょっとした豆知識までたっぷり紹介します!
この雑学を要約すると
- ドリンクバーの原型は1970年代のアメリカで誕生し、日本では「すかいらーくグループ」が先駆けだった!
- 1992年に「ガスト」が本格的なドリンクバーを導入し、全国に広がった。
- ドリンクの原価は意外と低く、紅茶やフレッシュジュースを選ぶとコスパが良い!?
ドリンクバーの誕生はいつ?どこから始まったのか?
現在、日本のファミレスでは当たり前のドリンクバーですが、最初に考案したのは「アメリカのレストランチェーン」だったのです。
1970年代のアメリカでは、セルフサービスのスタイルが流行し始めていました。特にファストフード業界では、低価格で効率よく提供できるシステムが求められていたのです。その中で、ドリンクをセルフで注げる「ソフトドリンク・ステーション」が登場しました。
このシステムはお客さんの回転率を上げるだけでなく、人件費の削減にもつながるため、多くの店舗が導入していきました。
日本でのドリンクバーの始まり
日本にドリンクバーが登場したのは1980年代。最初に導入したのは「すかいらーくグループ」でした。
▶ 1980年代後半:「バーミヤン」が中国茶のセルフサービスを開始
▶ 1992年:「ガスト」が本格的なドリンクバーを導入
この流れが広がり、他のファミレスチェーンも続々とドリンクバーを導入するようになりました。
ドリンクバーに関する意外な豆知識!
10杯飲んでも元は取れない!?
ドリンクバーは飲み放題ですが、実はコーヒーや炭酸飲料の1杯あたりの原価はとても低いのです。例えば、コーヒー1杯の原価は約20円、炭酸飲料は10円程度とも言われています。そのため、店舗側もある程度の回数飲んでもらっても利益が出るように計算されています。

ドリンクバーで一番コスパがいい飲み方ってなに?



コーヒーや炭酸飲料は原価が低いから、紅茶やフレッシュジュースの方がちょっとお得感があるかもしれないね!



なるほど、次にファミレスに行ったときに試してみよう!
まとめ
・ドリンクバーの原型は1970年代のアメリカで誕生し、日本では「すかいらーくグループ」が先駆けだった!
・1992年に「ガスト」が本格的なドリンクバーを導入し、全国に広がった。
・ドリンクの原価は意外と低く、紅茶やフレッシュジュースを選ぶとコスパが良い!?
ドリンクバーの起源を知ると、より楽しみながら利用できるかもしれませんね!次回ファミレスに行ったときは、ぜひ豆知識を披露してみてください!